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湯川れい子さんのお話し [余談]


19日(金)は音楽評論家であり弊社の取締役をしてくださっている湯川れい子さんの「前を向いて生きる、音楽と共に」の講演をNHK文化センター青山教室に聞きに行ってきました。
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湯川れい子さんは私が15才の頃から憧れていた方で、その20年後に運命的な出会いがあり、それ以降、かわいがっていただいているのですが、お会いすればするほど湯川さんの魅力に魅了され、親しくなって更に憧れが増しました。今は湯川さんの素晴らしいところを見習いたいと思っています。


下記は湯川さんのお話しから~。


・ボケ防止にいいのはつま先立ちでそれも何か考えながら(月曜日、水曜日、金曜日、日曜日とか頭で考えないといけない感じで)するのが良いとテレビで言っていたけれど、まさにそれはよくしていること。毎日ヒールをはいているし、仕事上常に新しい曲目やその曲のギタリストの名前とか覚えなきゃいけないし、これがボケ防止に効果があるのかも。つまずいたりするのはフラットな靴を履いている時。ヒールがある靴を履いていると、足元に注意して歩くから少しヒールのある靴を履くのがいいかなと思っている。


・幸福な法則としてあいうえお。

 あー会いたい人と会いたい(会いたくもない人と会っていると相手にも自分にも嘘をついている。会いたい人に会いたいと思ってもらえる自分になりたいと思う。そういう「会いたい人」を見つける。湯川さんもエルヴィスに会いたい!と思って15年たって会えた)


 いー行きたいところに行きたい(行きたいところを書いておいて、壁に貼っておくとそのために健康でないといけないし、足が元気でないといけないので頑張れる。「オーロラを見に行きたい!」と思って行ったり、絶えず行きたいところを持つようにしている)


 うー嬉しいことがしたい(毎日嬉しいことが必要)


 えー選ばせてもらいたい(いつ起きるか、何を食べるか、何を着るか、全て自分が選んでいる。自分が選ぶということは、責任ももつこと。押し付けられたと思わない)


 おー美味しい物が食べたい(体を作るのは口から入ってくるもの。おいしいと心から思えるように一日1回でもできたらいいですね。健康じゃないと「美味しかった!」と言って食べられない。


・51年前にビートルズが来たことによって刺激を受け、その6年後にローリングストーンズに会いに行くことになり、7年後に音楽療法に出会った。


・どんな名医も名薬も睡眠不足には対応できない。C型肝炎をわずらってから寝られなくても8時間は横になるようにしている。(C型肝炎は輸血でかかって70歳で完治)


・その日のトラブルは翌日に持ち越さない。


・呼吸法で身体を整える。太極拳もヨガも呼吸法にいきつく。鼻で息を吸って口から長く息をはく。


・音楽療法を40年以上しているが、音楽療法には発達障害のある子にも効果を示している。


・赤ちゃんが最初に聞くのがお母さんの心臓のリズム。お母さんが穏やかな状況にいれるかが心臓にそして胎教に影響する。モーツアルトでなくてもお母さんが心地よい音楽を聴いていて楽しい気分になっているとそれが羊水越しにお腹の子に伝わる。


・「瞑想」はボケ防止に良いことが学会でも発表されている。1日3分でもいいから、息を鼻から吸って、20秒かけて吐き、それを15回する。寝る前、お風呂でもどこでもする。これを1日3セットするようにできるといい。


・人間は空気と水があって生きていける。音の伝達も空気と水によってなされる。


・楽しい体を作ることを心がけよう。上を向くこと、胸を張ること、微笑むこと。まずは起きてから「おはよう」と自分に微笑んでから1日スタートしましょう。笑うことは他の動物にはできないこと。


・人を許す、受け入れる、微笑まれる人でありたい。


・ジョン・レノンは息子のショーンに一人でテレビを見させないようにしていた。感性の発育プロセスを低くするから。自分の体験を通じて感性を培うことが重要。テレビやゲーム等で残虐なシーンを見ても見ているだけでは痛みも苦しみも感じることができない。そのようなシーンを見てしまったとしたら「痛いね、つらいね」と一緒に説明してフォローして見ないと痛みを感じないまま人や動物が傷ついたことに何とも思わない大人になる。

・ボケが進んでしまった人々でも自分の懐かしの音楽を聴くと(ヘッドフォーンで聴くのがポイント)一部思い出が戻ってくることがある。自分のパーソナルソング(好きな音楽、思い出の曲)を知っておくのが重要。

湯川さんは50年代の音楽の多くがパーソナルソング。”You belong to me" やトニーベネット、ナット・キング・コール等。


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湯川さんは81歳には見えないほど若々しく、明るく、魅力的なのですが、声も私がラジオのトップ40でお聞きした時の声と変わらず澄んでチャーミングで、お話も説得力がありました。


今来ているアネットおばさんにしても湯川さんの共通点はactiveとpositive、オシャレでおいしい物好き。そして何より人思い。これが元気に長生きできる秘訣かなと思います。


アネットさんのパスポートが来年の1月で切れるから更新しなくちゃとアネットさんが話していて、私が「10年パスポートにするんでしょ?」と聞くと「そのつもり」。とさらっと返答。10年後ってアネットさんは100歳!私の父もそうですが、「生きる」ということに意欲を持つことも元気で長生きの秘訣ですね。

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